ニュース&コラム
夏至が過ぎ、長い梅雨も後半に入ってきました。
「梅雨」という言葉ですが
単純に長雨をさす言葉ではなく6月の長雨のみを「梅雨」と表現します。
また、春や秋の長雨のことを「霖雨」(りんう)と言います。
霖雨という言葉は「長雨」「幾日も降り続く雨」という意味です。
「霖雨蒼生」四字熟語で用いられること多いです。
「りんうそうせい」・・・意味はたくさんの人たちに恵を与えること。
または、恵を与えて救うこと。
「霖雨」は長く降り続く雨という意味から、恵みの雨、恩恵という意味。
「蒼生」は草木が生い茂るという意味から、人民という意味。
◆子供とプライドの関係
「まだ小さいから、こどもだから」と思っていませんか?
子供たちは子供なりにプライドを持っています。
子供の考えを理解、尊重し、
決して否定せず責任とプライドをもたせ育てることが大事だと思います。
何事にも積極的に挑戦するよう、そして、どんな事でも乗り越えていく
「たくましさ」を育てるために、課題を与えましょう。
小さな達成感を積み重ねていくことで、自信や精神的な強さが育ちます。
「できる」「できた」という経験が挑戦する意欲や自信につながります。
家でのお手伝いの課題として「洗濯物をハンガーから外す、たたむ、しまう」ハンカチ、タオルから始め、自分のパンツやシャツへと進めてみましょう。
この時に忘れてはいけないポイントは、
子供のペースで進め「早くしなさい。」と言う言葉を使わないことです。
出来るまで待ちましょう。出来たら大袈裟に褒める事です。
そして「毎日お願いね。」と仕事を与えることが大事です。
毎日出来なくても気長にまちましょう。
決してプライドを傷つける言葉を使わないように気をつけましょう。
困難や試練にあたった時「やってみよう!」と思えるか、諦めてしまうかは、過去の達成感の経験値が鍵となります。
出来ることと新しいことのバランスを8:2に保つ。
「がんばってやればできる」という体験は、
お子様の成長の大きな力になります。
「あなたならできる」と励まし勇気づけながら、
お子様を信じて見守りましょう。
親が不安な気持ちで子育てを行うと
いつも自信の持てないお子さんに育ってしまいます。
親子で一緒に常に前を向いて成長することが望ましいと思います。
もうすぐ夏休みです。夏休みは休むときではなく成長するときです。
家庭環境において差が出るお休みと考えて下さい。
有意義に過ごすためにはどうしたら良いのか?
無理のない計画をお子様と一緒に立て、
たくさんの「できた」を体験してみて下さい。
そして夏休み明けのお子様の成長、体験談を講師一同楽しみにしております。