ニュース&コラム
受験科の夏です。夏期講習です。4・5年生はまだまだ日程に余裕もあり、地域の夏祭り・プールや海、旅行やレジャーなど「お楽しみ」もある夏ですね。小学校によっては夏の林間学校をこの時期に実施するところもあります。元気に真っ黒に日焼けして、日々たくましさを増していく成長は頼もしいものです。
さて6年生はといえば、しっかりと責任を持って勉強漬けです。名大SKYの受験科は担当講師が常駐しているという強みがありますから、それこそ朝から晩まで教室という戦場でみっちり戦っています。
時に中学入試は「受験戦争」なんてワードで例えられるものですが、ところで、その「戦争」に勝利するために最も必要なものはなんでしょう。例えば、指導者の能力?兵器の質?相手の情報?。確かにどれも大切ですが、それらにもましていつでも勝利に直結しやすいのは『圧倒的な物量作戦』だとおもいます。これほど単純で強いものは他にありません。
名大SKY中入試コースでは全員の夏の課題として「夏期講習スタンプラリー」が行われます。これは一問一答式の問題集やプリントを使って、自分で勉強してきた分を塾の自習時間にテストし、合格してスタンプを集める行事…と聞けば可愛いのですが。夏だからこそ出来るとんでもない問題量をまさに『物量作戦』で解いて解いて解きまくります。
前年度すでに経験している生徒は計画立てて早め早めにやらないと「マジで終わらない」のを熟知しており、初日から朝夕8時間フルスロットル。それで焦った子達も追従し、今では授業のない日もほぼ全員塾に揃っています。互いに「どこまで終わった?」「今日はここまでやる、終わるまで帰らん」なんて話しているのを頼もしく思いつつ眺めていると、「先生早く採点して」とせっつかれ、こちらも慌ててフル稼働、そんな夏の毎日です。各教科のテキストにプラスして、4教科合計で約2000問のスタンプラリーをやりきったことが何よりの自信となるでしょう。
最後に別の話題を。朝の時間に余裕のあるこの時期こそ、是非「朝はニュース番組を見る」という習慣をつけて頂きたいと思います。そろそろ私立中の入試担当が作問をする時期に入りますからね。