ニュース&コラム
立春が過ぎ、少しずつですが日が長くなってきました。
庭のクリスマスローズの蕾がだんだん膨らんで春を告げようとしています。1月初旬で小学校の受験がすべて終わりました。
今年度受験生19名の輝かしい、
そして私共にとっては誇らしい受験結果を御報告させていただきます。
今年度は例年以上に他塾も羨む結果を残しました。考えられる要因は3つ。
最初に初回からほとんどの生徒さんが受験科の授業にご参加いただいたこと。
次に、ほとんどの生徒さんがあたりまえの様に
受験対策講座、春期講習、夏期講習にご出席いただいたこと。
そして最後に、メンタリティ指導、願書指導、面接指導などを受けられたが、合格の決め手となった事を、データー的に見て確信いたしました。
また、愛教大に関しても
男女とも20名という少ない定員、3.6倍の高い倍率を勝ち抜きました。
これも冬期講習、追い込みのマンツーマン指導の成果です。
今年の結果を受け、早めの対策(特に私立は夏期講習が勝負)が臨まれます。
合格を勝ち取った親御さんから嬉しい合格体験記が私の元に届きました。
これは一例ですが「受験とは何か」を親の立場から大変上手くまとめられて、これから受験を考えている親御さんの
参考になるかと思いますのでご紹介させていただきます。
■合格体験記■
ドキドキしながら始まった受験科の授業では、お友達と一緒にできる事が
励みとなり、お休みする事なく頑張ることができました。
夏休みのたくさんのペーパーの宿題も、
朝決まった時間に済ませることにしたので、
かえって時間が有効に使えました。
家庭で気をつけたのは、寒い時期に試験があるので体調管理です。
我が家では毎朝、野菜と果物のジュースを作り、
休みの日でも規則正しい生活を送るよう努力しました。
おかげで家族全員が一年間、風邪もひかずに過ごすことができました。
受験の大事な要素に行動観察があります。
これは体を動かすことが多いので、
少しの時間でも、縄跳びやボール投げなどを練習しました。
もちろん子供だけではできませんが、
親も一緒に遊びの延長のような感じで続けられました。
その他、お箸や服をたたむ練習など、
普段の家庭でのきちんとした生活が大切だと痛感しました。
願書の作成では、先生方から娘の生まれてからの事を一つ一つ思い返し、
いかに関わってきたかを両親で見つめ直す作業が求められました。
そうする内に願書が出来てくるのですが、
その中で改めて今までの家族の思い出や、
娘の素晴らしさがあぶりだされてきて、大変いい経験となりました。
普段の家族の姿を見つめ、娘の具体的な将来像を考える機会となり、
家族の絆がより深まった気がします。
受験の直前、親のほうが緊張し、
ともすれば子供に厳しくしてしまいそうな時も、
受験科の仲間がいるという安心感や、先生方の
「大丈夫」とおっしゃって下さる事で、乗り越えられたと感謝しております。