ニュース&コラム
「苦手な科目は何ですか?」と聞くと殆どの生徒から
「算数!」の声が返ってきます。なぜなのでしょう?
幼児のころ、数字を教えるにはカード遊びやブロック、あるいはおやつを
分たり遊ぶ人数を数えたりと、声を弾ませて楽しく取り組みます。
まだまだ勉強という概念はありません。
ですが、数字が並んだり、文章から考えるとなった途端「わからない・・・」や「面倒くさい!」等々から苦手意識が強くなってきます。
発想すらしなくなるのです。
ゲイツでは、算数は言葉と発想の延長と考え、
国語の要素も大きいと捉えています。
幼い頃から絵本や音楽に親しみ、
親子でのスキンシップも大切で必要なこととして推奨します。
図を楽しいひらめきのツールとしても考えているため、
目で見たものを図や絵で表すことにも重点を置きます。
自分の力で創造し、組み立てる能力は算数だけに留まらず、
どんな教科にも必要だからです。
算数問題に図はつきものですが、特に苦手とされる文章問題には必要です。
また、数字から自分で問題を作る力も養っていきます。
お話を作るつもりで考えるように促します。
図を用いたり、一つひとつの文にストーリーを持たせるのです。
講師側も文についての生徒の理解力をみるため、お話をするように読み砕き、内容について本人が”どう思ったか“を聞きつつ答えまで導いていきます。
次には、講師を真似て本人が保護者の方やお友達・自分より小さな子に説明するには”どう教えてあげるか“を考えて取り組むようにさせるのです。
そういった作業を通して色々な方向から問題に向き合い、
解くことができるようになります。
これらは、高学年・中学生になっても
伸び続けるための大事な作業でもあるのです。>
複雑な問題も、視点をどこに置くか、どう説明するかで違ってきます。
そのためにも日頃から簡潔な文章を読む習慣を身につけたいものです。
絵や文を見たり聞いたりして、想像し、
感じたことを話したり描いたりすることも習慣づけたいものです。
日常のあらゆることにひらめきはあふれています。
園児になる頃には言葉が指す「もの」や「こと」が、説明されなくても自分の
経験で繋げることができ、人に伝える能力が急激に発達します。
想像力を養うヒントは常に存在しています。
能力を伸ばしていくためにも、小さな発見を喜びとして
ご家族一緒に育てて頂けたら・・・
そのお手伝いもゲイツ講師一同、一緒に取り組んでいきたい