ニュース&コラム
2021年 11月 17日
大きなニュースが入ってきました。
令和5(2023)年度入試から公立高校の入試制度が変わります!
【2023年度入試】現中2生からの公立高校入試制度変更★続報★
過去に入試制度変更の記事をアップしてきましたが、その続報が出ました。
※〇〇年度入試だと分かりにくいですが、現在中2の生徒からの変更です。
「愛知県HP」より
パンフレット「令和5(2023)年度入試から公立高校の入試制度(全日制課程)が変わります!」
「CHUKYO TV NEWS」より
愛知県の公立高校入試 すべてマークシート方式へ 2023年2月の入試から
現中2生の公立高校入試から、1回の試験で2校を受検できると以前発表がありましたが、採点基準を公平に保つため、記述での解答をやめ、すべてマークシート方式を導入するとのことです。
現行の問題では、各教科に記述式の問題がありますが、県教育委員会は「問題の内容を工夫することで、記述式の問題で測ってきた能力も問うことができる」としています。
2017年度入試からの配点変更時には、問題の参考例が愛知県から発表がありました。今回も6月に形式が公表されるということですので、続報を待ちたいと思います。
入試が変わるということは、学校の定期テストも変わってくると考えられます。尾張旭のあたりでは、理科や社会のテストはマークシートで行っている学校がありますが、他の教科も導入する先生が出てくるかと思います。特に英語は英検のような問題形式が増えてくるのではないでしょうか。
ただ、入試は合否を判定すること目的ですが、定期テストは理解度や到達度を測るテストですので、同じようにすべてマークシートということにはならないでしょう。漢字の書き取りや読み取りがなくなることはないでしょうし、数学の証明や作図問題はマークシートにはしにくいでしょう。
一つ言えることとしては、定期テストにマークシートを導入しているところは、問題数がけっこう多めになっています。あいまいに覚えているところをなくし、問題を解くスピードをあげることが、より重要になってくるでしょう。
NHKの記事や他のニュースでもあまり触れられていませんが、推薦選抜・一般選抜ともに日程が前倒しになります。
今の中3生の場合は、推薦と一般が同日で、A日程が3/7(月)・8(火)、B日程が3/10(木)・11(金)ですので、推薦入試が1か月程度、一般入試が2週間程度の前倒しとなります。
塾としては、こちらの変更の方が大問題です。2週間も勉強時間が減ってしまうわけですから。
公立高校入試の変更に伴い、私立高校の入試日程が変更となるかは分かりませんが、入試対策スケジュールは大幅に変更の必要があります。どのように進めていけば、生徒たちのためになるか、今から準備していきます。
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