大学入試の仕組みと現状

大学入試の仕組みと現状 推薦入試・AO入試の仕組みと現状 センター試験とは?
センター試験の主な特徴 国公立大のセンター試験利用 私大のセンター試験利用
センター試験の出題科目
と平均点利用
センター入試過去問  
年々変化している、大学入試をとりまく環境。2007年の入試ではどうなるのでしょうか。

1. 大学入試の現状を知ろう《大学入試のしくみ》

大学受験といっても、国公立大なのか私立大なのか、一般入試なのか推薦入試なのか…といったことで、試験科目や時期などが異なってきます。やみくもに勉強をして受験を迎えるのではなく、入試全体、そして志望校についての情報を知り、それを活かすことが、合格への重要な要素と言えます。

大学入試は大きく分けて「国公立大学」と「私立大学」の入試に分けられます。そして、それぞれに「一般入試」と「推薦入試」という入試方法があります。入試のスケジュールは下の図のようになっています。図からもセンター試験が、大学入試において大きなウエイトを占めていることがわかるでしょう。

schedule2006
※後期日程試験・・・2007年度以降、後期日程を実施しない大学が増えると予想されます。各大学の募集要項で確認して下さい。

2. 大学入試って何?

◆受験人口の推移

 18歳人口は1992年(平成4年)にピークに達し、それ以降は少子化の影響で年度により若干の増減はあるものの、減少傾向にあります。そのため、進学率は上がっているものの、減少傾向にあります。2010年度入試の大学受験人口は約74万人と推測され、今後もさらに減少することが予想されます。数字の上では大学に入学しやすくなっているといえるでしょう。

◆受験生・大学の動向

 各大学では、受験人口減少の影響で、学生数を確保するために様々な改革を行っています。たとえば、多くの大学で特色ある学部が新設されていますが、このような大学の改革は、受験生の将来を考えると、歓迎すべきことといえます。
 世界的な経済不況による社会情勢の中、学費節約のため受験生の地元国立公立大学志向が強まったり、受験料節約のために私立大の併願校を減らす傾向が見られます。学部系統の動向としては、このような先行きの不安感からか、将来の就職を考えた学部選択をする傾向が見られ、農林・水産系(特に生命科学系)は人気を維持、看護系や教員養成系の資格取得を目指す学部系の人気が回復するなどの動きとなっています。

◆大学・学部選びは慎重に!

 大学に入りやすくなる一方で、大学を出てさえいればある程度の就職先や給与が保証された時代は終わり、どこの大学で何を身につけたかということが、今まで以上に問われる時代になっています。自分の将来をよく考え、自分の興味ある大学・学部について充分に考えた上で、志望校を決めることが大切です。 

◆難関大学のレベルは下がっていない!

 受験人口は減少していますが、人気のある難関大学は国公立、私立を問わず、依然として高い倍率を保っており、決して易しくなってはいません。むしろ、ここ2,3年でさらに難化している大学もあります。「大学の広き門」といった言葉に惑わされることなく、今からしっかりとした対策を立てておくことが大切です。

 ◆今後の入試動向

 ここ数年の入試結果やこれまでのデータを踏まえ、今後の入試動向のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 入試制度改革や学部新設・改組を行った大学・学部は人気
  • 文系は教育系の人気が復活傾向
  • 理系では、理、農林、水産系のほか、看護系など資格が取得できる学部系統の人気が復調傾向
  • 大学・学部により隔年現象は見られるものの、難関大の志願者は減少傾向にあり、「二極化」は後退気味。背景には経済不況に伴う受験生の安全志向。
  • 大学側の入試改革については、2012年度からの大学入試センター試験の科目選択変更に向けての「様子見」が見られる。

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